インターネットなどでオンラインゲームを見ていると、ときどきβテストという言葉を目にしますよね。 これっていったい何のことなんだろう…と不思議に思った経験のある方も多いのではないでしょうか。
βテストとは「ベータテスト」と呼び、開発途中のゲームや正式に公開する直前に提供されるテスト版ゲームのことなんです。
サービス自体が始まる前に、ゲームに不具合はないのか、サーバーに負担はないかどうかをチェックするために提供されています。 多くの場合はある一定期間の間だけ遊ぶことができます。 一定期間を過ぎるとどんなに続きをしたいと思ってもできなくなるので、十分注意しましょう。
ベータテストには、一般の方が誰でも遊べるようになっているもの(オープンベータテスト)と、ある限られた人数にだけ提供するもの(クローズドベータテスト)とがあります。 クローズドベータテストの場合にはサイトなどで募集していることが多いので、気になるゲームがないかチェックして応募してみてもよいでしょう。
ちなみに開発の初期段階のゲームのテスト版のことは、αテスト(アルファテスト)と言います。
ベータテスト版のメリット
なんといってもまだ出回っていない新しいゲームが遊べるという点が最大のメリットでしょう。
ベータテスト版の場合にはほとんどの場合が無料で、お金がかかる場合でも手数料程度で遊ぶことが可能です。 遊んでみて楽しいなと思った場合には正式にゲームが出た時の参考になるので、試しに遊んでみるという方法も一つの手でしょう。
またこのベータテストで遊んだデータが、正式サービス後にも引き継がれたりする場合もあります。 ベータテスト版で遊んでおき、正式サービス版から遊び始めた他の人よりも先んじておきたいという方にもおススメです。
デメリットは
あくまでもチェックするためのテスト版なので、不具合や大幅な修正が必要となった場合には、あらかじめ決められたテスト期間が変更となったり、中止になってしまうこともあります。
また、せっかくコツコツレベル上げをしていても予告なくデータが元に戻ってしまう…ということもあります。
さらにはベータテスト版で遊び、楽しかったので正式サービス版を遊んでみたら仕様が違っていたということもあります。
ベータテストのメリットとデメリットについて簡単にご紹介しました。 ゲーム選びに悩んでいたり、新しいゲームを探している方などはベータテスト版を遊んでみるのもいいかもしれません。